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職人の技術が紡ぐ、子どもたちを見守る長屋門

設計段階から材料のご提案をさせていただき、構想から約2年を経て完成。日本の伝統を大切にするという園の方針に沿い、日本ならではの風合いを感じられる長屋門の左官仕上げをご提案。

建築は手塚貴晴・由比氏(手塚建築研究所)による設計。職人の繊細な手仕事を重ね、自然な光沢とあたたかな質感をまとい、子どもたちと地域をやさしく迎える空間になっています。
大谷石と漆喰を独自に配合した「とちタッチ」は、抗菌性・吸湿性・耐火性に優れ、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりにも配慮しており、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた素材と、確かな技術が調和することで、特別な風合いをもつ長屋門に仕上がりました。

そして長屋門は、ただの入り口にとどまらず、地域の息づかいを感じる憩いの広場にもなっています。フリーマーケットや様々な催しが開かれ、人々が集い、笑顔が交わされる場所として生まれ変わりました。

CUSTOMER REQUEST

お客様からのご要望

保育園の長屋門の壁を、性能の優れた漆喰で仕上げていただきたいです。

PROPOSAL

壁の匠からのご提案

保育園の新設を検討されていた理事長・小林研介様が壁塗り体験にご参加くださった際、「新しい園に合ういい材料はないか」とご相談いただいたことから始まった本計画。

設計段階から携わらせていただき、約2年をかけて保育園の顔となる長屋門の仕上げを完成させていきます。日本の伝統を大切にしながら、子どもたちの「やりたい」を尊重するという園の理念に沿い、素材と手仕事の両面から、やさしく迎え入れる風合いをご提案。


建築は手塚貴晴・由比氏(手塚建築研究所)による設計。落ち着いた黒の柱と木製建具との調和を考慮し、自社オリジナル漆喰材「とちタッチ」を選定。

また、理事長のご依頼により、お地蔵さまの背面には園の理念を刻んだレーザー加工の額縁を設置させていただきます。

地域 佐野市
施工箇所 長屋門
使用建材 自社ブランド:とちタッチ
AWARDS

受賞実績

2021年 「第15回キッズデザイン賞」 受賞
2022年 「佐野市水と緑と万葉のまち景観賞」まちなみ景観賞部門 受賞
2025年 日本左官業組合連合会 「第2回しっくいフォトコンテスト2023・2024」 銅賞
UNDER CONSTRUCTION

施工中

手塚貴晴氏・由比氏(手塚建築研究所)による設計で仕上がった長屋門の外壁に、とちタッチを用いて、仕上げを施していきます。
施工は下地処理・中塗りを経て、最終工程で押さえ仕上げを行います。乾き具合を見極めながら丁寧に押さえることで、表面に自然な艶と滑らかさが生まれる、職人の技術が問われる工程です。

養生

養生

漆喰塗り

漆喰塗り

押さえ仕上げ

押さえ仕上げ

AFTER

施工後

日本の伝統文化を大切にできる保育園にしたいという施主様の思いに寄り添い、長屋門の外壁に自社ブランド漆喰材「とちタッチ」を採用。
漆喰の白が黒塗りの柱と美しく調和し、建物の持つ伝統的な構造を際立たせながらも、現代的な清潔感や品のある佇まいを演出します。
また、園の理念を刻んだレーザー加工の額縁を設置し、想いを添えさせていただきました。
見た目の美しさだけでなく、日差しや風雨にさらされる外壁としての耐久性も備えており、園を訪れる人々に温もりを感じさせる仕上がりとなりました。

こうした取り組みを評価いただき、「佐野市水と緑と万葉のまち景観賞」まちなみ景観賞部門、日本左官業組合連合会 「第2回しっくいフォトコンテスト2023・2024」 、「第15回キッズデザイン賞」など数々の賞をいただきました。

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